オリーブオイルかけてみた231オリーブオイルで香り引き立つレンコンサブジ

つい先日まで日中は半袖の人を見かけましたが、週末から気温が一気に下がりましたね。

気温が下がると汗をかかなくなります。また体温を上げる物質ナトリウムを自然に欲するようになり、体内の塩分の調節を意識していきたい季節です。

日本は世界的にみても塩分摂取量の多い国です。

だからと言って単純に塩分を減らすだけではお料理のおいしさも半減してしまいます。

減塩は料理の味付けを工夫すると楽に続けられます。

一つ目はレモンや酢などの酸味を料理に足す事

二つ目は唐辛子やカレー粉などで辛味を加えることです

三つ目は、香りを料理に加えること

スパイシーな香辛料を使ったメニューは身体を温め、発汗作用も促してくれます。

旬の野菜を使ったメニューに辛味をプラスすることでおいしく減塩できるのは嬉しいですね。

唐辛子、クミン、コリアンダーなどのスパイスは脂溶性。

また温めることで香りが良く出るので、ホールスパイスを料理に使う時は、油脂類で軽く熱すると効果的です。

オリーブオイルは熱に強いオレイン酸という脂肪酸が多く含まれる油脂なので、焦げ付きにくく、料理の香りを引き立てながら、彩り良く仕上げる事が出来ます。

さて今回は旬の野菜レンコンを使ったレシピです。

レンコンには塩分の排出を促す栄養素カリウムが豊富です。

またカリウムは水溶性なので、煮物にすると煮汁に流出してしまうので、炒め物、汁物などがカリウム摂取におすすめですよ!

またレンコンは食物繊維が豊富です。

レンコンには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類が含まれます。

不溶性食物繊維は腸内で膨らみ、お通じを良くしてくれます。

オリーブオイルに含まれるオレイ酸は腸の滑りを良くすることでお通じを改善します。

さらに水溶性食物繊維は腸壁のコレステロールを体内に排出してくれます。

そしてオリーブオイルに含まれるオレイン酸には悪玉コレステロールの増加を抑え善玉コレステロールを増やしてくれる働きがあります。

つまりレンコンはオリーブオイルを使ってお料理することで美味しさと健康効果が大きくアップします。

レンコン料理にはオリーブオイルが必須ですね!

ではレシピです。

 

スパイス香るレンコンサブジ 3〜4人分

レンコン 350g前後

オリーブオイル 大さじ1

クミンシード 小さじ1

水 大さじ2

A

コリアンダー 小さじ1

ガラムマサラ 小さじ1/2

チリパウダー ひとふり

塩 小さじ1/2前後

1.レンコンは皮をむいて78ミリ厚さの半月切りにし、酢水につけます。

2.スパイス類を計量します。

クミンシードは単独で計量、

コリアンダー、ガラムマサラ、チリパウダーは1つの器に一緒にまとめます。

3.フライパンにオリーブオイルとクミンシードを投入して火にかけて香りがしてきたらレンコンを加えて、炒めます。

4.レンコン全体にオリーブオイルがまわったら、水を加えて蓋をして蒸し焼きにします。

5.お好みの火の通り具合になったら、Aのスパイスと塩を加えて味が満遍なく行き渡ったら火をとめて完成

 

この記事を書いた人

Akiko Uchiyama