オリーブオイルかけてみた70カスタードプリン
ほろ苦いカラメルソースが美味しいカスタードプリン。
このお菓子の由来はミステリアスで、諸説あります。
最初はお惣菜としての具が入っていたものが、いつしか甘い具材になり、贅沢さやなめらかさ柔らかさを追求し、遂には卵と砂糖とミルクというシンプルな組み合わせになったという説もあります。
何故プリンと呼ばれるのかというと、これも諸説ありますが、フランスの血のソーセージ『ブーダン』が語源となり、イギリスでプディングとなって変化をとげたとも言われています。
そのフランスでは、カスタードプリンは『クレームカラメル』と呼ばれており、また、カスタードクリームを焼いたお菓子でプリンに似た呼び名のフランというタルトもあります。
もはやどこが最初に作ったのかは、永遠のミステリーかもしれません。
きっとたくさんの説があるのはそれだけ世界中で愛されたお菓子だからなのでしょう。
同じくらいのタイミングに様々な国でそれぞれ自然発生し、日本に伝わったのがたまたまイギリス由来のプリンだったのではないでしょうか?
さて前置きが長くなりました。
カスタードプリンにオリーブオイルをかけると、大人味に変化を遂げ、コーヒーや紅茶より、甘口のシェリー酒やウイスキーに合わせたくなりますよ!
市販のプリンもちょっとオリーブオイルをかけるだけで大人のデザートに変身です。
おうちディナーの〆にいかがでしょう?
おススメのオリーブオイルはコクのあるマイルドタイプや、1年物の角のとれたオリーブオイル。
今回はスペイン産の1年物のオリーブオイルをかけました。