オリーブオイルかけてみた214菜の花の炒り卵和え
春の野菜といえば『菜の花』
ほろ苦い味わいに可愛らしさ感じる蕾を持つ野菜、身体の中をデトックスしてくれる物質スルフォラファンが含まれています。
スルフォラファンは高い抗酸化作用を持ち、美肌や老化予防、そして体内の解毒酵素の活性化にも一役買っています。(1)
スルフォラファンを含む野菜を摂る事で、アルコールなどを摂取して体内にとりこまれた有毒物質を無毒化して体外へ排出を促します。
春は、出会いと別れの季節、乾杯が増えるシーズンでもありますから、菜の花料理を積極的に取りたいですね。
また、菜の花には、強い抗酸化作用をもつβ-カロテンも豊富に含まれます。
β-カロテンは脂溶性ビタミンに分類され、油脂と一緒に摂る事で効率よく吸収できます。
さらに良質なオリーブオイルには、抗酸化物質『ポリフェノール』が含まれますから、免疫力アップもWで効果が期待できますね!
また、オリーブオイルの持つほろ苦い味わいは菜の花の風味をぐっと引き立ててくれます。
菜の花はオリーブオイルと合わせて料理をすることで、余す事なく、栄養を取り込めて、美味しさもアップするんですよ!
今回のレシピは、炒り卵を合わせて、菜の花が満開になった春をイメージした色合いに仕上げました。
まだ肌寒い日が続きますが、食卓は春の華やかさを先取りしたいですね!
(1)出典–総務省認証 学術刊行物 ほすぴ190号【2022年10月22日発行20ページ】
菜の花に含まれるスルフォラファンは熱に強いのがですが水に溶ける性質があるのが特徴です。
このレシピでは電子レンジ加熱したあとオリーブオイルでコーティング、スルフォラファンの流出を抑えて、さらに風味をアップさせています。
また、茹でるより、レンジ加熱の方が時間も早く出来上がりますよ!
さてレシピです!
菜の花の炒り卵和え
2〜3人分
菜の花200g
オリーブオイル 大さじ1
塩 ひとつまみ
卵 3個
塩 ふたつまみ
オリーブオイル 大さじ1
ガーリックソルト 少々
ブラックペッパー 少々
オリーブオイル 少々
1.洗った菜の花は根元を1センチほど切り落とし、長さを3等分にカットして、耐熱の容器にいれ、軽くラップまたは蓋をして600wで2分電子レンジ加熱、粗熱をとり塩とオリーブオイルを絡めます。
2.卵をボウルに割りほぐし、塩、胡椒、オリーブオイルを加え、混ぜておきます。
3.フライパンを火にかけ、オリーブオイルを少々加え、2を注ぎ入れたら、菜箸でかき混ぜながら加熱して炒り卵を作ります。
4.1と3を大きめのボウルでふんわり混ぜたら仕上げにガーリックソルトとぶラックペッパーで味をととのえたら完成です。
今回使ったオリーブオイルはイタリア産ノッチェラーラ種のオリーブオイル。
フルーティでコクのある味わいで、菜の花と卵の風味を引き立ててくれました。