Akiko Uchiyama 
オリーブオイルかけてみた217スナップえんどうのチーズスクランブルエッグ
ゆでるとシャキシャキの食感、甘い味わい、美しいグリーンが特徴のスナップえんどうの旬になりました。
茹でて、マヨネーズなどのディップにつけて食べたり肉料理の付け合わせに使われる事が多いですが、卵料理に使うと立派な1品料理になります。
スナップえんどうには抗酸化作用のあるβ-カロテンが豊富に含まれています。
β-カロテンは脂溶性ビタミンに分類されているので、油脂類と一緒に摂ると栄養成分が効率よく取り込めます。
また、スナップえんどうはビタミンCも含まれています。
ビタミンCは水溶性ビタミンに分類されて加熱に弱い性質があります。
サッと短時間で茹でたら、色止めの冷水に取る時間も短めに！
冷水からすぐ引き上げて水気を切る事で彩りよく、シャキシャキの仕上がりになり、さらにスナップえんどうに含まれるビタミンCの流出を抑えることができます。
また、一緒に使う食材『卵』は完全食とも言われるくらい、栄養バランスの優等生です。
ビタミン類も多数含まれていますが、ビタミンCは含まれていません。
野菜やフルーツなどビタミンCが含まれる食べ物と一緒に摂る事で栄養バランスが整います。
ふわふわ卵と甘いスナップえんどうの組み合わせは、大人から子供まで美味しく味わっていただけると思います。
さてレシピです。
スナップえんどうのチーズスクランブルエッグ
2〜3人分
スナップエンドウ 60〜70g
卵 3個
粉チーズ 大さじ2
オリーブオイル 大さじ2
塩胡椒
あればピンクペッパー少々
1.スナップえんどうはすじをとって熱湯で茹でたら冷水に取り色止めしたら、すぐに水切りして、斜め切りにします。
2.卵は3個、ボウルに割りほぐし、粉チーズと塩胡椒を加えます。
3.フライパンにオリーブオイルを加えて火にかけたら、2と1を加えて菜箸などで大きく混ぜ合わせながら加熱してスクランブルエッグを作ります。
4.味見して塩胡椒などで整えたら皿に盛り付けして完成です。
お好みでピンクペッパーを少しトッピングすると大人味に引き締まります。