オリーブオイルかけてみた121秋刀魚にオリーブオイル
秋の味覚の一つに数えられる『秋刀魚の塩焼き』
購入した秋刀魚を綺麗に洗って水気をとり、振り塩をしたら5分くらい馴染ませてこんがりグリルで焼き、皿に盛り付け、たっぷりの大根おろしを添えて完成。
召し上がるときは大根おろしと、軽くほぐした秋刀魚にオリーブオイルとお醤油をかけていただきます。
オリーブオイルの香りには大根おろしのような風味があり焼き魚とは相性抜群、しかもオリーブオイルも秋刀魚も苦味がその味わいの特徴ですので、美味しさをグッと引き出してくれます。
さらに秋から冬は日照時間が短くなっていきます。
日本では冬季うつといって冬には鬱症状の患者が増加します。
日照時間の短さが体内のビタミンD合成が不足することが一因とされています。
精神安定作用を持つ神経伝達物質セロトニンの合成にビタミンDが関与することがわかっています。
つまり冬の間は意識してビタミンDを摂取することが心の健康の維持に必要になります。
秋刀魚の栄養成分にはビタミンDが含まれ、このビタミンDを体内に取り込むためには一緒に油脂を摂取することが有効です。
何故ならビタミンDは脂溶性ビタミンと言って油に溶ける性質があるからです。
オリーブオイルをかけて食べると美味しいだけでなく身体にも良くなって一石二鳥。
また秋刀魚に含まれる脂肪酸DHA、EPAは、体内時計の乱れや肥満を改善できるとされています 。
旬の秋刀魚美味しいだけでなく、栄養面も魅力がいっぱいですね。
今回使ったオリーブオイルは静岡県産エキストラバージンオリーブオイル無濾過タジャスカ
大根おろしに旨みをプラス、秋刀魚をふっくらジューシィにし、秋刀魚のワタのほろ苦さを綺麗に引き立ててくれました。