
オリーブオイルかけてみた49
種抜きデーツ
デーツってご存知でしょうか?
別名『なつめやし』
映画『インディ ジョーンズ 失われたアーク』にも登場する中東で主に食されるドライフルーツ。
フランス在住時、ホームステイ先では年末年始になるとホストファミリーが、大量に購入、年末年始の特番のテレビを見ながらデーツをつまみ濃い目にいれたコーヒーを味わっていました。
日本の年末年始に干し柿を食べるような感覚に近いです。
デーツをよく噛んで味わうと、とろみがあって、羊羹のような独特の甘さがじんわり口に広がります
エキゾチックなドライフルーツなのに何故か懐かしい、そんなフランスの冬の定番おやつデーツ、調べてみたら、スーパーフードでした。
カリウム、食物繊維が豊富、また、カルシウムやマグネシウム、鉄、葉酸、女性にはありがたい栄養素がたくさん含まれます。
鉄分は赤血球を作るのに必要な栄養素、カルシウムは女性が加齢に伴い発症しやすいとされる『骨粗鬆症』予防のためにも広い年代で摂ってもらいたい栄養素。
また、葉酸は妊活で注目されている栄養素なのは有名ですね。
もちろん、女性だけでなく男性にもありがたい栄養素が!
それがカリウムと食物繊維!
カリウムは塩分を身体から排出してくれる働きかありそのおかげで血圧上昇を抑えてくれます。
また、食物繊維は腸活を活発にしてお通じを改善してくれます。
思い返せばフランスは年末年始はお店がほとんど閉まっていて、買い物や外食はほとんど出来ずお散歩するか、ホームパーティーするか、おうちでテレビ鑑賞するかでした。
運動不足は汗をかかなくなるので塩分代謝が落ち、また同じ理由でお通じもよろしくなくなるため、デーツを食べておうち時間を過ごすのは理にかなっていたんでしょうね。
ただフランスにいた頃のデーツは食べる時にピックが必須でした。なぜならしっとりしていた分、糖質のベタベタが手につきやすかったからです。
最近は懐かしのデーツを日本でスーパーマーケットやコンビニでも買うことができて嬉しい限りです。
しかも手にベタつかない品種が手に入ります。これなら毎日ちょこちょこいただけますね。
デーツは一気に大量に摂るより毎日少しずつコツコツと摂取すると効果的。
おすすめは小袋でジップアップできるタイプ。
スーパーフードとはいえやはり食べ過ぎは禁物、一袋の量が少なくてジップアップで密封できるものなら1日に食べる量をコントロールしやすいですね。
さて写真はデーツのおやつアレンジ版
オリーブオイルを絡めてクリームチーズと一緒にクラッカーでいただくと、おやつはもちろん、おつまみにもおすすめですよ!
今は日本全体が巣篭もり生活を余儀なくされていますが、フランスの家庭の年末年始の知恵、引きこもりシーズンにデーツ、いかがでしょうか?