オリーブオイルかけてみた209おせちリメイクレシピ ピスタチオ香るきんとんトースト

オリーブオイルかけてみた209おせちリメイクレシピ ピスタチオ香るきんとんトースト

 

七草粥を食べるとお正月も終わりです。

そんな時にいつも課題になるのは、おせちの残り。

特に残っているのが、栗を消費してしまった後の『きんとん』ではないでしょうか?

あんなにゴロンといっぱい入っていた栗がなくなりお芋のペーストがたくさん残るとどう消費したらいいか悩みどころです。

トーストしたクルミパンにたっぷりと塗り、シナモンパウダーをパラリとふりかけたら、再びオーブントースターで軽く焦げ目がつくまで焼き上げます。

仕上げにナッツクリームとマイルドタイプのオリーブオイルをかけて完成です。

今回使ったのは日本初上陸のピスタチオペースト【LAVICO

オリーブオイルはイタリア産ディエボレノッチェラーラ

かすかにシナモンを感じるオリーブオイルで、きんとんの風味を引き立てます。

和の甘味がオリーブオイルとナッツクリームをトッピングすると洋風のスイーツに早変わりしますよ!

さつまいもは炭水化物が多い食べ物として、ダイエット中は避けてしまう方も多い食材ですね。

1950年代76.3gあったさつまいもの摂取量は2018年には6.9g※1と減少減少にあります。

食品成分表で調べてみると、皮なしで蒸したさつまいも100g中2.3gです。

食物繊維摂取でよく例としてあげられる食材『レタス』は100g中1.1g

さつまいもなら50gでレタスを100gよりも多く食物繊維が摂取できますね!

食物繊維の摂取基準は18歳〜64歳までの男性なら1日に21g以上、同年齢の女性なら18g以上の摂取が目標値※2とされています。

1950年代には20gの摂取量を超えていたとされていますが、現代では1日平均14gほどと推定※3、日本人の食物繊維の摂取量は減少傾向にあり、現代では目標値をクリアするのがいかに大変な事かがわかります。

さて食物繊維には水溶性と不溶性が存在して、さつまいもには圧倒的に不溶性食物繊維の割合が多い食材です。

食物繊維は難消化性糖質という炭水化物の一つです。

この難消化性糖質の継続摂取によって、アルツハイマー病(学習機能障害)ならびに老年性骨粗鬆症を遅延することが動物実験で明らかにされています。※4難消化性糖質摂取により腸内の環境が改善され、さまざまな効果をもたらし、まさに脳腸相関ですね。

また、さつまいもには強い抗酸化作用を持つβ-カロテンも含まれます。

β-カロテンは脂溶性ビタミンに分類され、油脂類と一緒に摂る事で体内の吸収が良くなります。

さつまいもは油脂と一緒に摂るとその栄養をしっかり取り込める食材なんです。

さらにオリーブオイルに含まれるオレイン酸はお通じを良くする働きがありますからさつまいもを食べるなら使う油脂はぜひオリーブオイルを選びたいですね。

さてレシピです。

ピスタチオ香るきんとんトースト

2人分

6枚切り厚さのクルミパン 2枚

きんとんペースト 適量(残りを全て使い切り)

シナモンパウダー 少々(お好み)

ピスタチオクリーム  パン1枚に各小さじ1/2ずつ

オリーブオイル  パン1枚に各小さじ1ずつ

 

1.クルミパンをオーブントースターで軽く焼き、きんとんペーストをパン全面に塗り、お好みでシナモンパウダーをかけたら、さらにオーブントースターで焼き上げます。(焦げないように様子を見ながら)

2.焼き上がったら食べやすく1/2にカットして、皿盛り付けナッツクリームとオリーブオイルをかけて完成です。

※1 出典 八訂食品成分表2021

※2 出典 八訂食品成分表2021

※3 出典 厚生労働省 e-ヘルスネット

 

※4 出典 食と医療 vol.23  45ページ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

Akiko Uchiyama